第3話
今回は相撲部屋で稽古しているシーンからスタートしました。しかも、なぜか君嶋も一緒に稽古することに。いよいよ柴門監督(大谷亮平)の本格指導がはじまったわけです。
その頃、君嶋の博人(長男)は勇気を出したことで、いまではいじめっ子と仲良く遊ぶようになった。博人がラグビーを教えて欲しいと言い出したことから、ラグビー教室を思いつく君嶋だったが、まったく子供は集まらず失敗に終わった。
引用:https://youtu.be/fnDPuiPRb6M
ここでもラグビの人気の無さを痛感させられた君嶋は、さまざまな数字を分析し、収益の黒字化への可能性を探っていた。
しかし昨年の平均観客数は非常に低く、その観客のほとんどはタダ同然で配られたチケットでの入場者だった。これを改善しない限り、黒字化は不可能だと考えられた。
その上、プラチナリーグに参加しているアストロズは日本蹴球協会に毎年1,500万円の参加費を払っている。
協会はその資金を元手に試合の運営や宣伝、チケットの販売管理などを行っているが、参加費に見合うリターンがチームにあるわけではない。
引用:https://youtu.be/fnDPuiPRb6M
君嶋は各チームのGMが集まる会議の席で収益向上のために知恵を出し合おうと提案するが、協会専務理事の木戸(尾藤イサオ)に一蹴されてしまう。
他のチームのGMたちも君嶋に賛同する者は誰一人おらず、完全に孤立してしまった。
会社に戻った君嶋は地元のファンを獲得するため、地元に密着した活動をしようと提案。
しかし新しいことを始めるにはどうしても予算がかかってしまうため、追加予算が必要になった。
引用:https://youtu.be/fnDPuiPRb6M
君嶋は追加予算を獲得するべく役員会議で滝川常務(上川隆也)とふたたび対決するが、ここでも島本社長の後押しで何とか追加予算を獲得することができた。
数日後、柴門監督は過酷で高度な練習を消化させるため選手をクラブハウスに寝泊りさせ合宿を始める。
引用:https://youtu.be/fnDPuiPRb6M
仕事以外はラグビー漬け、その合間にファンを増やすためのボランティア活動をさせられている選手たちはイライラを募らせていく。
そんな中、キャプテンの岸和田(高橋光臣)は何とかチームをまとめようとがんばるが、心身ともに疲労し練習中に怪我をしてしまう。
引用:https://youtu.be/fnDPuiPRb6M
病院に運ばれた岸和田は、ボランティアでボールを手渡した車椅子の少年・雄太(高木波瑠)とその母親(ホラン千秋)に再会する。
そこで、母親から息子の雄太が手術を怖がらずに受けることができたことを伝えられたが、逆に勇気をもらったのは怪我で落ち込んでいた岸和田の方だった。
これをきっかけにボランティアを続けることの意味を岸和田なりに見つけることに。
そんな中、柴門監督の提案でミーティングを中止し、選手たちと多むらで食事をすることに。
そこでもボランティアはやる意味がないと言う里村だったが、たくさんのファンの前でプレーをして欲しいという想いを選手たちに伝える君嶋。
また、ボランティアを続けることは未来への投資でもあることを説明。
引用:https://youtu.be/fnDPuiPRb6M
それは、アストロズのプレーを観たことで子供たちが将来、ラグビーを好きになってくれたり、プレーする子が増えるのだと言う君嶋の考えに心を打たれた選手たちは、ボランティアを続けることを約束した。
ついにプラチナリーグが開幕したが、観客数は去年とは変わらない様子にがっかりする選手たちであったが、ふたたびグランドに戻ると、観客席は人で埋め尽くされていた。
この光景に驚く選手たち。
じつは選手たちがボランティアで触れ合った人たちが試合を観るために来てくれていることを知ったのだった。そこには、君嶋の息子と妻の姿もあった。
ファンクラブの会員数が5千人越え、約1万2千枚チケットが売れていたことを事前に知っていた君嶋たちは、選手へのサプライズとして当日まで黙っていたのだった。
ここで第3話は終わる。
第3話の感想
相撲稽古から始まった第3話。柴門監督のこれまでとは違った指導を表現したかったのかなと思いました。
今回は収益を黒字化させるために、ボランティアをして観客を増やそうとしたところから学べることがありました。
途中もめることもあったが、練習で疲れていても選手たちが無償で地域のために活動し続けたことで、観客を増やすことができ、結果的に自分たちの望む形になったのがすごいなと思いました。
なにかを始めるとき、まずは多くの人たちに知ってもらうことが大切だということがわかりました。
いよいよプレミアリーグが開幕。第4話が楽しみです。
ノーサイドゲイムの見逃し配信