映画「ちょっと今から仕事やめてくる」の感想(ネタバレ含)を書きます。
評判どおり、仕事で悩みを抱えている人たちに観てもらいたい作品だと思えました。(続きは後半で)
映画「ちょっと今から仕事やめてくる」は、70万部突破のベストセラー小説(原作:北川恵海)を映画化。
「長時間労働」「パワハラ」「自殺」などの重いテーマを描いた内容となっています。
謎の男・ヤマモトを演じたのは福士蒼汰さん、ブラック企業で働くサラリーマン・青山隆を工藤阿須加が務めています。
本作品は「すべての働く人たちに贈る物語」と注目を集め、多くのサラリーマンから共感され話題になっていました。
映画「ちょっと今から仕事やめてくる」・あらすじ
+ 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」・あらすじ
ブラック企業で働き心身共に衰弱した青山(工藤阿須加)は、ノルマ・長時間労働・パワハラで精神的に追い詰められていた。日々の疲労が原因で電車に跳ねられそうになった青山は、幼なじみのヤマモト(福士蒼汰)と名乗る男に助けられる。
その男のことを覚えていなかった青山だったが、一緒に時間を過ごしているうちに心を開き、少しずつ前向きに考えられるように…。
そんなある日、ヤマモトのことが気になった青山が彼について調べると、3年前に激務で鬱になり自殺していたことがわかるのであった。
ヤマモトと名乗る男は一体何者なのか?そして、ヤマモトから勇気をもらった青山が選んだ道とは…
映画「ちょっと今から仕事やめてくる」を視聴した感想(ネタバレ含)
これより下は、映画「ちょっと今から仕事やめてくる」のネタバレを含んだ感想となります。
小説原作「ちょっと今から仕事やめてくる」が話題になっていたときから気になっていたのと、福士蒼汰さんが主演を務めていることを知って視聴。
映画を見終えた最初の感想は、ここまでひどい会社が本当に存在するのかと思うほど、ひどかったです。
けど、他の人の感想(レビュー)を読んで、これに近いブラック企業が実在していることを知り、驚きました。
幸い私はここまで酷い会社に勤めたことがないので、もし自分がブラック企業に勤めたらと想像したら、すっごく怖くなりました。
家族がいる状態で勇気を振り絞って、辞めることができるのだろうか?
でもこの先、仕事で死ぬほど追いつめられたら自分も逃げ出して大丈夫なんだと思えたら、気持ちがだいぶ楽になった気がします。
「自分の命より大切な仕事はない」という原作者のメッセージが込められた作品だったように思えました。
ぜひ、仕事に悩んでいる人たちに観てもらいたい作品です。
それにしても、青山を追いつめるパワハラ上司を演じた吉田鋼太郎さんは、演技だとわかっていても迫力があって怖かったな~。
+ 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」のVOD配信状況
映画「ちょっと今から仕事やめてくる」のキャスト
+ 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」のキャスト
ヤマモト役(福士蒼汰)
青山隆の小学校時代の同級生を名乗る男
青山隆役(工藤阿須加)
ブラック企業の営業部に勤務していて、通勤途中の駅で飛び込み自殺をしようと思うほど、精神的に追い込まれていた。
五十嵐美紀役(黒木華)
青山が務める会社で働く憧れの先輩
大場玲子役(小池栄子)
ヤマモトの謎を知る女性
山上守役(吉田鋼太郎)
青山を追い詰めるパワハラ上司