ドラマ「ミステリと言う勿れ」の感想を第1話から最終回まで放送ごとに書いています。
本作品は、累計発行部数1300万部を突破している漫画家・田村由美さんの原作漫画「ミステリと言う勿れ」をフジテレビ月9枠でドラマ化
ミステリと言う勿れのキャストは、菅田将暉さんが主演を務め、伊藤沙莉さん、尾上松也さん、筒井道隆さんほか共演
天然パーマでカレーをこよなく愛する大学生・久能整(くのう ととのう)。友だちも彼女もいない久能は社会で「当たり前」として流されていることに疑問を持ち、考え抜く性格の持ち主。そんな久能がある日、まったく身に覚えのない殺人事件の容疑をかけられることに…
なお、漫画家・田村由美さんの原作漫画は一切読んでおりません。
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ミステリと言う勿れ・第1話から最終回までのネタバレ感想
+ ドラマ「ミステリと言う勿れ」を見終えての感想
ドラマ「ミステリと言う勿れ」を見終わり、あらためていろんなことに気づかされ、学んだ気がします。いまでも一番印象に残っているのは、第2話で久能が「イジメ」について語った内容でした。「イジメている人間を病んでいると判断し、カウンセリングを受けさせる。」 本当にこの考えが世の中に浸透していったら、少しはイジメが原因で亡くなる方も減る気がしました。そのほか、第6話の子供が親の見舞いに一度も行かなかったときに久能が言った一言や第9話でのストーカーに対する怒りの言葉、これまで自分になかった考えを知ることができた作品でした。最後はちょっとスッキリしない終わり方でしたけど…。
それと なんといっても、ゲスト出演している俳優さんと女優さんの演技が毎回楽しみなドラマでした。これほど、実力のある方々が出演しているドラマも珍しく、見ていて面白かったです。第1話の遠藤憲一さんでイッキにハマりました。
ミステリと言う勿れ・第1話のネタバレ感想
【公式】月9『ミステリと言う勿れ』第1話ダイジェスト! 第2話は 1/17(月)よる9時~ - YouTube
+ ミステリと言う勿れ・第1話のネタバレ感想
原作漫画を読んでいないのですが、個人的にはキャストさんたちの演技もよかったし、内容もおもしろく最後まで楽しんで観ることができました。とくに薮刑事役の遠藤憲一さんの存在感がすごく、奥さんの想いを久能から聞いたときの表情にはやられました。しかも、エンケンさんが第1話だけの出演だったのにはちょっと驚きました。ちなみに今回の出演シーンは撮影に4ヶ月もかかったそうですよ。尾上松也さんのちょっとふざけたキャラもいいし、伊藤沙莉さん、筒井道隆さんも安定してて楽しかったです。
+ ミステリと言う勿れ・第1話で印象的だったシーン
久能が家の手伝い(ゴミ捨て)をしているという池本に「本当のゴミ捨て」を説明したシーン
世の奥様たちが思っていることを代弁したセリフ。というより、久能が言ったことと同じようなことを私も聞いたことがありますし、旦那(男)はゴミを捨てただけで手伝っていると勘違いしていると愚痴っている人を見たことがあります。家中のゴミを集め、分別して捨てるまでが「ゴミ捨て」なんですよね。世の旦那様は勘違いしないように気をつけましょう。
男性メインの職場で悩む風呂光に久能が役割(存在意義)について語ったシーン
女性は「悪事を働くおじさんたちを見張る位置」で男とは違うのだから、違う生き物としていてほしい。個人的には男性と同じことをする必要はないと思う。女性は女性ができること、男性は男性ができることをして、お互いに協力するのが一番だし、どっちが上というのもないのだと思いました。
「真実は一つ」だと言う青砥を久能が否定するシーン
真実は人の数だけある でも事実は一つ
これって今の世の中に大事なことなんじゃないかと思いました。SNSのおかげで誰でも自分にとって都合のいい真実を発言することができるようになった。そして、それを読んで自分では調べずに信じてしまう。本当に見なければならない事実を見ずに発言してしまう…。常に意識して気をつけていなければいけないと改めて実感させられました。
仕事を言い訳に家族を顧みなかった薮から「なぜ息子の気持ちがわかる?」と問われた久能が返答するシーン
僕たちが死んだら もう忙しくなくなったんだね
子供を持ったことはないが子供だったことはある 子供の立場でものを言っています
このセリフを聞いた時、ハッとさせられました。親になるとつい親の立場で物事を考え決めつけてしまうことがある。でも親であると同時に子どもの立場で物事を考えることも大切だと気づかせてくれるシーンでした
一般的に「子供を産んだら女性は変わる」と言われていることについて久能が池本に説明するシーン
女性が変わるのは当たり前。ちょっと目を離したら死んでしまう生き物を育てるんです。問題なのはあなたが一緒に変わっていないことです。
これは自分も父親になって初めて気づかされたことでした。母親は父親より、子どもに対しての想いが大きく、責任感も強い。おまけに周囲からも「母親」という大きなプレッシャーを常に受けている。だから、イヤでも変わっていく、いつまでも変わらないのは父親だけ。だから父親は妻(母親)に感謝し、できることはやらないとダメなんだと思います。
第2話は最後に熊田翔役で登場した永山瑛太さんの役どころが楽しみです。
ミステリと言う勿れ・第2話のネタバレ感想
【公式】月9『ミステリと言う勿れ』第2話ダイジェスト! 第3話は 1/24(月)よる9時~ - YouTube
+ ミステリと言う勿れ・第2話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの第2話は、第1話の最後に乗客の1人として金髪姿で登場し、視聴者を驚かせた永山瑛太さんが出演。あることについて真相を明らかにさせたい人物によるバスジャック事件。瑛太さん演じる熊田翔らが乗車するバスに主人公・久能整が間違って乗ってしまい、事件に巻き込まれるといったごく普通の展開でしたが、菅田将暉演じる久能の言葉(セリフ)に気づかされることが多かったです
+ ミステリと言う勿れ・第2話で印象的だったシーン
「トイレに行って戻ってこなければ、そいつのせいでみんな殺されるんだ」とバスジャック犯・犬堂オトヤが言ったときに久能が言い返したシーン
逃げた人のせいでみんなが殺されても それはその人のせいじゃない。あなたのせいです。ここで発生するすべての問題はあなたのせいで起こるんです。全部 あなたのせいです。あなただけが悪いんです。責任転換しないでくださいね。
これってすっごく大事な考えだと思います。どんなことでも実際に実行した人間の責任なんですよね。たとえ、人から言われても「行動に移す」と決断したのは自分。他の誰かのせいではないってこと。だから、自分の考え方ひとつでいくらでも 変えることができるってことなんだと思いました
「人を殺してはいけない理由を教えてくれ」とバスジャック犯・犬堂オトヤの問いかけに久能が返答したシーン
いけないってことはないですよ。別に法律で決まってることでもないですから。罰則はありますけど 人を殺しちゃいけないっていう法律はないです。なぜ人を殺しちゃいけないのか いけなくはないんだけど ただ秩序のある平和で安定した社会をつくるために便宜上 そうなっているだけです。
確かに「殺しちゃいけない」っていう法律はないのかも…久能が言うように戦争では母国(家族)を守るために人を殺しても批判されず、国によっては英雄となる。だからこそ、秩序が乱れれば、多くの人が犠牲になるってことなんだろうな
子供の頃 ずっとイジメられていた淡路一平が「本当は逃げたかった」と告白したことに対して久能が考えを伝えたシーン
どうしてイジメられてる方が逃げなきゃならないんでしょう。欧米の一部ではイジメてる方を病んでると判断するそうです。イジメなきゃいられないほど病んでる。だから 隔離してカウンセリングを受けさせて癒すべきだと考える。
これは前に同じようなことを聞いたことがあります。たしかにイジメられている方が何かするのはおかしい。イジメている人を隔離してカウンセリングを受けてもらうことに賛成だし、日本でもこの考え方が浸透していってほしいと思いました
露木リラが毎日コツコツやることを元カレにバカにされたということに久能が返すシーン
毎日コツコツ時間を守って働いてる人がいるから バスも飛行機も動くんです。
自分も社会に出てから実感しました。コツコツ働く人がいるからこそ、世の中が便利になり、いい生活ができる。それに、お金を払っている方が偉いと思っている人(私も若い頃はそう思っていました…)はこの事に早く気づいた方がいいと思う。サービスを受ける対価としてお金を払っているということ。提供する側が拒否したら、いくら支払ってもサービスを受けることができなくなることを理解すれば、恥ずかしくてやらなくなると思います
柏めぐみが「体外受精は不自然でいけないことなのか」と問いかけに久能が考えを伝えたシーン
人は自然の生き物なので 人がすることはすべて自然の範疇だと思います。人に一からハチミツを作れと言ってもたぶん無理でしょう。植物のように光合成で酸素をつくろうとしても まだ同じようにはいかない。
「体外受精が不自然」という意味がよく理解できなかった。自分らのものであれば、体内だろうが、体外だろうが問題ないと思ってたんだけど…
柏めぐみが誰かに構ってもらいたくてバスジャック犯に協力してしまったことに対して久能がアドバイスしたシーン
苦しいことを薄めるためにより悪いことを望むのはまずいです
これが「負の連鎖」なのかな。追いつめられるとこのような考えを抱いてしまうのかもしれないですね
家族の言うことに反対せずにいたことを後悔している柏めぐみに熊田翔が考えを伝えたシーン
どう怒っていいか分からない人は 何が正しいかも分からないって誰かが言ってたな。だから 俺はせいぜい怒ろうと思います。どうぞ あなたも
我慢してばかりいる人は怒っていい。なかなか難しいだろうけど、怒ることで何かが変わるのかもしれないです…
第3話は、バスジャック犯の正体が明らかに
ミステリと言う勿れ・第3話のネタバレ感想
【公式】月9『ミステリと言う勿れ』第3話ダイジェスト! 第4話は 1/31(月)よる9時~ - YouTube
+ ミステリと言う勿れ・第3話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの第3話は、犬堂愛珠を殺害した犯人は明らかになったのですが、最後スッキリしない終わり方でした。ジュートって誰? なぜ普段タクシーを使う愛珠がその日だけバスを利用したのか? 最終回までには明らかにされる感じでしたが…すごく気になります。 それと犯人が連続殺人を犯していた理由がまったく理解できなかった。というより、ちょっと見ていて怖さと怒りがこみ上げてきました。精神不安定な人?が犯した事件ってことなんだろうけど、ありえない。 そして、犯罪を犯すつもりのない人が、罪を犯してしまうきっかけってこんな感じなのかもと思いました。もちろん、実際にはやってはいけないことなんだけど…。 あと本作品で漂流郵便局の存在を初めて知りました。香川県三豊市にある手紙を「アート作品」として取り扱っている場所なんですね。縁があったら一度は訪れてみたいかな。
+ ミステリと言う勿れ・第3話で印象的だったシーン
バス運転手の煙草森誠が何でも視界から隠しているのを目撃していた久能が理由を伝えるシーン
そのものが視界から消えて見えなくなれば その存在自体がなくなったと思う。だから イヤなものを隠して安心する。
だから子供はいろんなところに物を隠すのだと理解した瞬間でした。子供が幼い頃、よく訳の分からない所からおもちゃやお菓子のゴミが出てきていたのを思い出しました。こういう事だったのかもしれないですね(笑)
ミステリと言う勿れ・第4話のネタバレ感想
【公式】月9『ミステリと言う勿れ』第4話ダイジェスト! 第5話は 2/7(月)よる9時~ - YouTube
+ ミステリと言う勿れ・第4話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの第4話は、遠藤憲一さん、永山瑛太さんに続き、柄本佑さんが記憶喪失の爆弾魔として登場。「ドクターホワイト」とはまったく違った役柄で別人かと思うほどの振り幅でした。本作品は毎回、実力派俳優さんが犯人役として出演するので、それだけでも楽しみです。今回は、両親から愛情を受けることができず、大人になった一人の人間が爆弾魔として犯罪を犯すといったものでした。これまでの内容に比べると少しインパクトが弱く、ちょっと物足りなかったです。
+ ミステリと言う勿れ・第4話で印象的だったシーン
第4話は特に印象的だったシーンはなかったのですが、あえて挙げるとしたら久能がポテサラの歌をところですかね
ポテポテしちゃうぞ~ ポテポテしちゃうぞ~ ポテポテしちゃうぞ~
頭から離れなかったです(笑)
ミステリと言う勿れ・第5話のネタバレ感想
【公式】月9『ミステリと言う勿れ』第5話ダイジェスト! 第6話は 2/14(月)よる9時~ - YouTube
+ ミステリと言う勿れ・第5話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの第5話は、元刑事・牛田悟郎役で小日向文世さんが登場。今回は、検査入院の久能と同室になった牛田が刑事時代に唯一、心残りだった事件について語りだすといった内容でした。牛田はベッドの上でこれまで担当した事件について久能に話をしているだけで、これといって難事件というわけではなかったが、小日向さんの存在感が凄く、いつの間にか引き込まれてしまいました。
+ ミステリと言う勿れ・第5話で印象的だったシーン
牛田から「あの世とか信じないのか」と問われた久能が理由を伝えるシーン
僕は死んだら何もなくなるんだと思ってます。眠るのと同じ感じで ただ夢も見ないし 二度と起きない。何もかもなくなる。つらいのも苦しいのも恨みもなくなる。
「死んだら何もなくなる」 この考えは賛成できないかな…楽になりたくて自ら命を絶ってしまう人が…
ミステリと言う勿れ・第6話のネタバレ感想
【公式】月9『ミステリと言う勿れ』第6話ダイジェスト! 第7話は 2/21(月)よる9時~ - YouTube
+ ミステリと言う勿れ・第6話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの第6話は、マルクス・アウレーリウス「自省録」のページや行を組み合わせた数字で言葉を伝えるライカ役を門脇麦さんが演じています。ちなみに今回は、子どもを虐待している親をターゲットにした連続放火事件についての前編でした。早乙女太一さんと岡山天音さんが犯人役として登場。天音さんについては、ドラマ「最愛」で刑事役として出演しており、個性的な演技で注目していた俳優さんの一人です。
+ ミステリと言う勿れ・第6話で印象的だったシーン
親が入院しても見舞いに一度も来なかった他人の娘のことをヒドイと言っているのを聞いた久能が彼女に考えを伝えるシーン
子供がそういうふうな態度をとる場合、たいてい親の方が先にひどいことをしてます。子供がそうなるには理由があります
確かにそうだと思いました。気づかないうちに親が先に子どもを傷つけてしまうこともある。でも気づいたときに、すぐ謝ることができるか、できないかでその後の親子関係も変わってくるのだと思います。
ミステリと言う勿れ・第7話のネタバレ感想
+ ミステリと言う勿れ・第7話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの第7話は、前回の連続放火事件の後編。親から虐待を受けていた井原香音人が火災で母親を亡くし、自身が救われたことをきっかけに下戸陸太と共に親から虐待を受けている子供を助けるために連続放火事件を起こすといったものでした。
今回は、子供を育てている親として心を締め付けられるし、ストーリー展開にも驚かされました。まさか、あんな事実が隠されていたとは思わなかったし、岡山天音さんの演技にもやられました。それに女優の水川あさみさんがあそこで登場してくるとは思わなかったです。子供の頃の久能を救った人なのかな
内容についても虐待を受けている子供は逃げ出すことも難しいと思う。だからといって、親を排除すると親がいないことでツラい別の人生を送ることになる可能性もある。何が正解なのか? 自分の中で答えがみつからないままでした。もし自分だったらどんな選択をするのだろうか…我慢?殺害?逃亡?そもそも親から虐待を受けていたら、誰かに相談することってできるのだろうか…改めて考えさせられました。
+ ミステリと言う勿れ・第7話で印象的だったシーン
親を殺害したことで罪を背負って生きることになった下戸が自分と同じことを他の子どもたちにさせていることに対して久能が一言返すシーン
それをずっと抱えていくんですか? 子どもたちにもそうさせるんですか? それもまた虐待です。
自分の思い込みで救っていると勘違いし、一方的に考えを押しつけることも子供にとっては虐待だと気づかされたシーンでした。
ミステリと言う勿れ・第8話のネタバレ感想
+ ミステリと言う勿れ・第8話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの第8話は、美吉喜和のパートナーだった天達春生から依頼を受けた久能が高校時代の同級生らと開催するミステリー会に出席し、美吉喜和がストーカーに殺害された事実を久能が知ることになるといった内容でした。後編で真相に迫るといった流れ。
今回は佐々木蔵之介さんが橘高勝役で登場。その他、鈴木浩介さん、田口浩正さん、池内万作さん、渋谷謙人さんと豪華俳優陣が出演。
喜和殺害事件の前編ということもあり、特にこれっといったものもなく、別荘に飾ってある絵の花言葉がちょっと怖かったぐらいでした。
+ ミステリと言う勿れ・第8話で印象的だったシーン
別荘オーナー・蔦が出題した謎を久能が解く中で飾ってある絵の花言葉を紹介していくシーン
花言葉を順に言うと 「死んでも離さない」「嫌悪」「貴方は冷たい」「貴方が信じられない」「失望」「触れないで」「私はあした死ぬだろう」「絶望」「貴方の死を望みます」「わたしは明日死ぬだろう」「復讐」「ともに死のう」「貴方に私は絡みつく」など
こんな残酷な花言葉があるとは知らなかった。花言葉に詳しい人にあげてたら失礼だから注意しないと…
ミステリと言う勿れ・第9話のネタバレ感想
+ ミステリと言う勿れ・第9話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの第9話は、美吉喜和がストーカーによって殺害された事件について真相が明らかになっていくという内容でした
自分が犯してしまったミスを隠すために、1人の男がさらに罪を重ねてしまう。もし自分が同じ立場だったら、素直にミスを認めることができただろうか…そしてその罪を背負い、生きていけるのかと考えさせられました。きっとミスを認めて、その事を背負って生きていった方がいいんだろうけど…
本来なら後からでも事実を話すことができれば良かったんだろうけど、自分自身を守るために間違った選択をしてしまう。今回もそうだけど、人は追い込まれ、ストレスが限界を超えると人格も変えてしまうのだと思いました。
だからこそ、正直に話す勇気を持つことが大切なんだと痛感させられました。ただ天達の立場だったら、すぐに許すことができないかな…一度は責めると思います
+ ミステリと言う勿れ・第9話で印象的だったシーン
事件が起こったのはストーカーに喜和の居場所を誤って伝えてしまった自分のせいだと言う橘高に久能が伝えるシーン
僕はストーカーに腹が立ちます。ストーカーが野放しにされて 被害者の方が逃げて 隠れて その結果 すべてを捨てて不自由になって 殺されるとおびえながらやっぱり殺される。その理不尽なシステムに腹が立ちます。あなたは人の役に立とうとして犯罪に巻き込まれただけです。本来はケアされるべき側の人でした
ホントそう思う。ストーカーもイジメもそうだけど、なぜ被害者がより一層被害を受けないといけないのか。悪いのは加害者なのに。もっと被害者が守られて、その後も安心して暮らしていける仕組みになってほしいと思いました
ミステリと言う勿れ・第10話のネタバレ感想
+ ミステリと言う勿れ・第10話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの第10話は、ライカと千夜子の関係が明らかになり、その後、久能はライカとの別れを迎えるといった内容でした
久能とライカが初詣へ行くシーンがよかったです。とくに二人でたこ焼きを食べるところが印象的で微笑ましかった。その後、心を通じ合った二人が別れを受け入れる選択を選んだところは、見ていて切なかったです。この世からいなくなるわけではないので…。
それと初めて誰かと一緒に桜を見たいと思ったと言う久能に天達が伝えた言葉がすてきでした。
人に会い 人を知りなさい。それは自分を知る旅だよ
人生は「一期一会」 人との出会いを大切にしようと改めて思いました。
+ ミステリと言う勿れ・第10話で印象的だったシーン
ライカが久能に別れを伝えるシーン
ありがとう 整くん 君と友達になれて…。初めて少しだけ生まれてきてよかったと思った
切ないセリフ。誰もが生まれてきてよかったと思える世の中になればいいのにな…
ミステリと言う勿れ・第11話のネタバレ感想
+ ミステリと言う勿れ・第11話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの第11話は、連続殺人事件の犯人と愛珠の死の真相を求めて我路がジュートという人物が明らかになる内容でした
今回も面白かったし、北村匠海さんが出演してるのにも驚きました。しかも、インパクトが強かった切り裂きジャック役の千原ジュニアさん以上に怖かったし…。
そして、伊藤沙莉さん演じる風呂光がいい感じでしたね。一人で危険な現場に行っちゃうなんて。視聴者を引き込むのがうまい展開と演技力。思わず一人で行っちゃだめと叫びたくなる(笑)
次回、最終回どんな感じで終わるのか楽しみです。終わったら原作漫画を読んでみたいかな。いろいろと原作と異なると批判も出てるようだしね。
+ ミステリと言う勿れ・第11話で印象的だったシーン
備前島操警部から「お客さま体質」と言われて悩んでいる風呂光に猫田が言葉の意味を伝えるシーン
自分の手に負えないことがあったら 人に助けてもらえばいいんだよ!
いま悩み苦しんでいる人たちに届いてほしい言葉だと思いました。人に助けを求めるのは別に恥ずかしいことでもないし、ダメなことでもない。助けてもらったら、今度は誰かを助ければいいだけなんだと思います。
ミステリと言う勿れ・最終話のネタバレ感想
+ ミステリと言う勿れ・最終話のネタバレ感想
ミステリと言う勿れの最終話は、新幹線の車内で出会った一組の親子の話と犬堂愛珠殺害事件の真相に迫ると言った内容でした。
犬堂我路を演じた永山瑛太さんや高畑淳子さんの父親のDVから友人の子を守り育ててきた美樹谷サキ、北村匠海さんの異常者・辻浩増と役者さんたちの迫力ある演技が素晴らしかったです。言葉(セリフ)だけではなく、目や表情だけで感情を表現し、伝えていたのがすごかったです。
今回は久能の「バージンロードを歩く人」について考えさせられました。たしかに”花嫁の人生を表している”という意味であるのなら、父親である必要はないのかもしれない。個人的には、人によって考え方も違うし、どれが正解っていうわけでもないから、もっと自由でいいんだと思う。自分たちがしたいようにやるのが一番だし、周囲の目を気にしすぎなんじゃないかな。これをきっかけに多少変わってくるかもしれませんね。
ただ謎を残し、スッキリした終わり方ではなかったので、続編(第2期)を期待したいです
+ ミステリと言う勿れ・最終話で印象的だったシーン
自分の育ての親に孝行をしたいと思っていると話す久能に美樹谷サキが返した一言
育てたことが幸せだったんだから
実際に親になってみてわかったが、たしかに親孝行は望んでいないかな。元気にいてくれるだけで十分。親は子供がいてくれることで、親という立場が与えられるのだと思っています。わたしも子育てが終わったら幸せだったと思えるのかな? いまは日々育てることにいっぱいいっぱいだけど…。
ミステリと言う勿れの見逃し配信
第1話から最終話まで配信中。いまだと2週間無料
原作漫画「ミステリと言う勿れ」の単行本
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