映画「ショーシャンクの空に」の感想(ネタバレ含)を書きます。
モーガン・フリーマン出演作品ということもあり、何度も視聴。
どん底に突き落とされても、希望を捨てずに生き続けることの大切さを教えてもらった映画です。(感想の続きは後半で)
冤罪によって投獄された主人公・アンディ(ティム・ロビンス)が20年近くの刑務所生活の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマ
本作品は、レッド役を務めたモーガン・フリーマンはもちろんのこと、主人公のアンディを演じたティム・ロビンスも役柄にはまってて見応えあり。
映画「ショーシャンクの空に」・あらすじ
+ 映画「ショーシャンクの空に」・あらすじ
妻とその愛人を殺した罪でショーシャンク刑務所に収容された無実の銀行副頭取アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)。監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)や囚人たちから暴力を受ける日々が続く。
だが、ある日、ハドレー刑務主任が抱える遺産相続問題を解決したことをきっかけに看守たちの書類作成を任されるようになったアンディは信頼を積み重ねていく。
そして、新たに入所してきたトミー(ギル・ベロウズ)から冤罪が証明できる手がかりを聞かされるのであったが…。
映画「ショーシャンクの空に」の感想
これより下は映画「ショーシャンクの空に」のネタバレを含んだ感想となります。
20代の時にレンタルビデオ屋で「一人の男性が両手を広げ、雨に打たれている」パッケージに惹かれ、借りてみたのが最初でした。
当時はそこまで感動はせず、普通にいい作品だな~と思う程度でしたが、歳を重ね、改めて観ると名作に変わっていました。
冤罪によって投獄、そして暴行を受ける日々。
矛盾だらけの刑務所、けっして希望を持てる状況ではない。
そんな状況にアンディは絶望するのではなく、自分で人生を切り開くためにいま自分ができることをコツコツと続けた…。
20年後、彼は自由を手に入れる。
何事も希望を捨てずに、今この場所でできることを考え、やり続ける大切さを教えられた気がします。
約20年間ロックハンマーで壁を掘り続けたアンディに比べたら、いま自分がやっていることは大したことはないんだと…。
本作品は刑務所内の話だが、現実社会とも重なる部分があると感じました。
学校を卒業し、いろんなことを我慢しながら定年まで働き続け、いざ退職したら肩書に守られていたことに気づき、絶望する。(約50年刑務所内にいた1人の老人が釈放されたが馴染めず自殺)
そうならないためにも、今のうちから自分自身に付加価値をつけることを考えないといけないのかなと。
下水道から出た後、自由を掴んだアンディが雨に打たれている姿やレッドの仮釈放が決まったときの面談など、印象に残るシーンがたくさんあります。
映画「ショーシャンクの空に」は、ちょっと辛いときに勇気をくれる作品だと思います。
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