京アニ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を視聴した感想(ネタバレ含)を書きます。
偶然、京アニ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の存在を知り、なんとなく気になって観たのですが、ストーリーが奥深く、映像もきれいな作品でよかったです。(感想の続きは後半で)
感情を持たずに育った一人の少女が「自動手記人形」と出会い、大切な人から告げられた言葉の意味を理解するまでの物語。
作家・暁佳奈さんの原作小説「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を京都アニメーションによってアニメ化(2018年)
京アニ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のあらすじ
主人公の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン
彼女は戦うための「道具」としてずっと生きてきた
そんな中、共に戦場で戦っていたギルベルト・ブーゲンビリア少佐から最後にある言葉を告げられる
「…愛してる」
しかし、感情を持たないヴァイオレットはその言葉の意味を理解することができなかった。
…やがて戦争も終わり、新たな時代が始まる
ヴァイオレットは新しい街(ライデン)で「自動手記人形」に出会い、ギルベルトが残した「愛」の意味を探し求めるのだった…。
京アニ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
京アニ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を視聴した感想(ネタバレ含)
これより下は、京アニ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のネタバレを含んだ感想となります。
何となく観始めた京アニ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ですが、ストーリーと映像良さにハマり、全13話をイッキ見。
本作品は「戦争の道具」として生きてきたヴァイオレットが自動手記人形になり、同僚や依頼主、人々との出会いによって、人としての感情を少しずつ理解していく姿が切なくも純粋で物語の世界に引き込まれていきます。
ヴァイオレットがギルベルト少佐を想うまっすぐな気持ちは、まさにすみれ(ヴァイオレット)の花言葉である「愛」
どんなことがあっても少佐が生きていることを信じ、「愛してる」の意味を探し続けるヴァイオレットの姿に心打たれます。
また「去りゆく者から残される者への最期の手紙」をテーマとした第10話は、子どもを育てる親にはツラく切ない内容で涙がとまらないです…
それ以外の内容(兄弟の手紙、恋心の手紙など)も素晴らしく、相手を思いやる気持ちや、正直な自分の気持ちを伝える大切を気づかせてくれました。
人間の強さやよわさ、ぬくもりを感じたい方におススメ
ぜひ、時間をつくって視聴してみてください。
京アニ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
いきなり観始めるのはちょっと…という方は、アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の内容が5分で分かる特別映像が配信されていますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
⇒ http://tv.violet-evergarden.jp/
追記
京アニ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」全13話を観た後、「Extra Episode」と劇場アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -」、そして映画「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」も続けて視聴