映画「たそがれ清兵衛」を視聴した感想(ネタバレ含)を書きます。
山田洋次監督の映画「武士の一分」を観た後、気になったので視聴。
主人公・井口清兵衛を務めた真田広之さんの演技がよかったのと、幼なじみの朋江を演じた宮沢りえさんがキレイでした。(感想の続きは後半で)
妻を亡くした平侍の井口清兵衛がひとりで子育てしながら慎ましく生きる武士の姿を描いた物語。
作家・藤沢周平の時代劇小説「たそがれ清兵衛」「竹光始末」「祝い人助八」を山田洋次監督が2002年に映画化。第26回日本アカデミー賞の全部門優秀賞を受賞。
映画「たそがれ清兵衛」・あらすじ
+ 映画「たそがれ清兵衛」のあらすじ
庄内・海坂藩の下級藩士・井口清兵衛は、妻を病気で亡くし、ふたりの娘と老母の世話に明け暮れていた。同僚たちから「たそがれ清兵衛」と呼ばれながら慎ましく生きていたが、ある日、幼なじみの朋江を離縁した元夫から救う。
しかし、清兵衛はこの事がきっかけで剣の腕が噂になり、上意討ちの討ち手に選ばれてしまう。藩命に逆らえず、討ち手をすることになった清兵衛は朋江への想いを打ち明け、切腹を不服とする余吾膳右衛門が立てこもる家に向かうのであった……。
映画「たそがれ清兵衛」の感想
これより下は映画「たそがれ清兵衛」のネタバレを含んだ感想となります。
映画「武士の一分」の視聴をきっかけに本作品を観ました。
主人公・井口清兵衛を務めた真田広之さんの貧しいながらも武士としての誇りを持った演技がよかったです。
幼なじみの朋江を演じた宮沢りえさんが普通にキレイだったし、清兵衛のふたり娘も可愛らしかった。
内容は、とくに大きく盛り上がるとこはないのですが、余吾善右衛門を討ち取るシーンが印象的でした。
最後、余吾が大振りで鴨居に自らの刀が引っかかってしまい、清兵衛に斬られてしまう。
清兵衛と戦う前に余吾が鴨居を確認していたことから、最後の最後でわざと負けたのかもしれないと思いました。
また、今も昔も上司のご機嫌を取るための飲み会は存在したんだなと…。
時代劇映画を観たい方にピッタリの作品です。
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