ケビンコスナー主演の映画「パーフェクトワールド」を視聴した感想(ネタバレ含)を書きます。
映画「パーフェクトワールド」はわたし自身、好きな映画の一つ。
ストーリー自体もいいけど、ケビンコスナー演じるブッチと少年・フィリップとのやり取りが結構好きで何回も観ている作品です。(続きは後半で)
映画「パーフェクトワールド」は、クリント・イーストウッドが監督・出演、主演をケビン・コスナーが務めた名作。
脱走犯・ブッチと人質となった少年・フィリップとの逃避行を描いた作品
子どもを育てている親にもおススメしたい作品の1つです。
映画「パーフェクトワールド」・あらすじ
+ 映画「パーフェクトワールド」・あらすじ
映画「パーフェクトワールド」の舞台は1963年アメリカ。刑務所を脱走したブッチ・ヘインズ(ケビン・コスナー)とテリーは、押し入った家で少年・フィリップを人質に逃亡する。
だが、フィリップに危害を加えようとしていたテリーはブッチに射殺してしまう。
その後、ブッチとフィリップは二人でアラスカに向かって車を走らせるのであった…。
映画「パーフェクトワールド」を視聴した感想(ネタバレ含)
これより下は、映画「パーフェクトワールド」のネタバレを含んだ感想となります。
ケビン・コスナー主演「パーフェクトワールド」は、私が20代前半のときに観た作品でその後、数回視聴しているお気に入りの映画の一つです。
20代前半で本作品を観た時は、ブッチがテリーを射殺したあと、フィリップと2人でアラスカへ向かう車内での会話が一番印象的でした。
ブッチが車をタイムシーンに例えて「過去・現在・未来」についてフィリップに説明しているシーン。
・未来…車がこれから進む方向
・過去…車が進んできた方向
・現在…車を停めたとき
少しでも早く未来に行きたければアクセルを強く踏み込む。速すぎたらブレーキを踏むとスピードが落ちる
これから大人になるフィリップの「夢や目標」を未来という言葉に置き換えて伝えているのかなと思いました。
夢や目標を早く達成したければ、精一杯(寝る間も惜しんで)努力することで早くたどり着くことできる(アクセルを強く踏む)。もし途中で疲れたら、スピードを落として前に進めばいい(ブレーキを踏む)
そして、現在(今)を楽しもう。
こんな風に解釈していた記憶があります。
それが子供を育てる親の立場になると印象に残るシーンが変わっていました。(何回か観ているからかもしれませんが…)
・自分の言うことを聞かない子供へ暴力
・あれもこれもNGな家庭環境
・新車の車内を汚したら怒鳴る親
どれも観ていて悲しくなったし、憤りも感じました。
特に車内を汚したら怒鳴るって、気持ちもわからなくもないけど、イヤなら最初から飲食させなければいいのになあと思って観ていました。
わたしは、さすがに食べたお菓子のごみを車内に投げ捨てたときは注意したけど、食べカスとかではあまり怒らなかったかな…。
あとは、ラストシーンのブッチとフィリップの絆にも感動したし、観ていて胸も熱くなりました。
ブッチは、フィリップがしたいことをさせてあげたかっただけなのかな…何回か一緒についてくるのかフィリップに問いかけて、選ばせていたし。
そして、この映画を見終えた後、なんでも親が一方的にあれこれ決めるのではなく、ある程度子供が大きくなったら、自分で選ばせようと改めて思いました。
子供を育てている親に観てもらいたい作品です。
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