映画「それでも夜は明ける」を視聴した感想(ネタバレ含)を書きます。
予備知識ゼロでの視聴。
実話をもとに作られたものだと知って驚きました。思わず目をそむけたくなるシーンばかりで、面白いわけでもなく、感動することもなかったが、本作品と出会えてよかったです。(感想の続きは後半で)
1865年まで続いた奴隷制度。1841年に誘拐され、奴隷として売られた黒人バイオリニストのソロモン・ノーサップが残した奴隷体験記「Twelve Years a Slave」をもとに、彼が生き抜いた約12年を映像化。
本作品は、2013年度アカデミー賞作品賞ほか、さまざまな映画賞を受賞。ブラッド・ピット出演作品。
映画「それでも夜は明ける」・あらすじ
1841年、ニューヨーク州サラトガで家族と幸せな日々を送っていたバイオリニストのソロモン・ノーサップ。
ある日、知人の紹介で2週間演奏の仕事をすることに…。
だが、突如拉致され、奴隷にされてしまう。
そこで彼を待ち受けていたのは、白人たちによる差別や虐待だった。
人間の尊厳も失い、過酷な労働の中、家族とふたたび会うために彼は12年間必死に生き抜くのであった…。
映画「それでも夜は明ける」の感想
これより下は映画「それでも夜は明ける」のネタバレを含んだ感想となります。
予備知識なしでの視聴だったが、実話をもとに作られた作品であることに驚きました。
目をそむけたくなるつらいシーンも多いが、平和な時代に生まれたからなのかフィクション作品だと受け止めてしまう自分もいました。
それほど信じられないシーンばかりでした。
奴隷制度があったことは、学校で習ったので知っていたのですが、映像化されたことでより一層リアルに伝わり、ものすごい衝撃を受けました。
当たり前のように人間が人間をお金で買い、物として所有した時代。
いまの時代も、同じようなことが行われている国もあると思うと何とも言えない気持ちになりました。
そして、ここまで凄くはないが、日本の職場でも…。
正直、観ていてつらくなっていく作品ですが、奴隷制度を知るためにも一度視聴することをおすすめします。
ただ精神的に弱っているときには、視聴しない方がいいと思います。