映画「チアダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の感想(ネタバレ含)とあらすじ結末を書きます。
広瀬すずさんが出演していた映画「四月は君の嘘」を観た後、本作品にも興味があったので視聴。
高校3年間を約2時間で完結させているため、ダイジェストっぽくなっているが、上手く内容がまとめられていたので楽しむことができました。(感想の続きは後半で)
普通の女の子たちが集まったチアダンス部が、たった3年で全米大会を制覇するまでの軌跡を描いた感動のエンターテインメント作品。
2009年、福井県立福井商業高等学校に通う普通の女子高生チアリーダー部が、本場アメリカのチアダンス選手権大会で優勝を果たした実話を映画化。
映画「チアダン」・あらすじ
映画「チアダン」は、県立福井中央高校に入学した主人公の友永ひかり(広瀬すず)が、中学からの同級生でサッカー部の山下孝介(真剣佑)を応援したいという理由だけでチアダンス部へ入部する。
しかし彼女を待ち受けていたのは、顧問・早乙女薫子(天海祐希)による超厳しいスパルタ指導でした。
「目標は全米大会制覇!おでこ出し絶対!恋愛禁止!」
先輩らが退部していく中、部長の玉置彩乃(中条あやみ)と一緒にチアダンスを続けていくことを決めるひかりだったが、素人だらけのチームは、初めての大会で観客に笑われるほどの失敗をしてしまう。
そんな中、校長や教頭がチアダンス部を廃部にしようとしていることを知る。
ひかり達は校長室におしかけとんでもない宣言をするのであった…。
- 広瀬すず…友永ひかり 役
- 中条あやみ…玉置彩乃 役
- 山崎紘菜…紀藤唯 役
- 福原遥…永井あゆみ 役
- 新田真剣佑…山下孝介 役
- 伊藤健太郎…矢代浩 役
- 柳ゆり菜…村上麗華 役
- 天海祐希…早乙女薫子 役
映画「チアダン」の感想(ネタバレ含む)
これより下は映画「チアダン」のネタバレを含んだ感想となります。
フィクションではなく、実話だということを事前に知っていたため、彼女たちが成し遂げたことのスゴさに驚かされました。
約2時間の映画ということもあり、内容が凝縮されてしまっているが視聴していて楽しかったです。
映画「チアダン」の結末で夢を成し遂げて終わるっていうのが、後味もよく元気になれる。
広瀬すずさんをはじめ、部員を演じた女優さんが相当練習したのが最後のダンスを観て伝わってきました。
本作品で印象に残っているセリフが3つ。
1つ目は、ひかり(広瀬すず)に彩乃(中条あやみ)が言った言葉
とにかく1曲踊れるまで続けよう
いままでやったことがないことを始めたとき、小さな結果が出るまではやり続けるように心掛けているので共感できました。
2つ目は、彩乃のノートに書かれていた言葉
どんなに努力してもダメなことはある。でも努力し続けるしかない。
これってすっごく大事なこと。
本当にやりたいことが見つかったときはこんな状態になるよね。
あきらめずに続けていれば、いまよりも1歩前に進むし、結局はこれの繰り返しなんだよな。
3つ目は、顧問の早乙女(天海祐希)が呟いた一言
教師のやっていることは何年後かになってからじゃないとわからない。
子どもを育てている親にも言えること。
ただあまり押さえつけるのもダメだし、加減がむずかしかったりもする…。
見終えた後、おじさんになって忘れかけていたものを思い出させてくれた作品でした。
ここ最近、自粛生活と暗い話題ばかりだったので、このタイミングで視聴できてよかったです。
ちょっと元気がないんだよね~という方は視聴してみてはどうでしょうか。
ベタな青春&友情物語だけど「チアダン」とちょっと違った感じでおもしろかったのでおすすめです。