映画「新しい人生のはじめかた」を視聴した感想(ネタバレ含)を書きます。
ダスティン・ホフマン主演映画だったので視聴しました。
人生の折り返し地点を過ぎた男女が出会い、お互いに惹かれあっていくラブストーリー。ダスティン・ホフマンが渋くてカッコよかったです。(感想の続きは後半で)
CM作曲家ハーヴェイは、離婚して離ればなれになってしまった娘の結婚式に参列するためロンドンへ。しかし、親族からもぞんざいな扱いを受けた彼は式を抜け出し、空港でアンケート調査をしている統計局員のケイトに出会う。
ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンが本格的な共演を果たした中高年向け恋愛物語。
映画「新しい人生のはじめかた」・あらすじ
ダスティン・ホフマン演じるCM作曲家ハーヴェイは、新作のプレゼンには「若手を起用する」と上司から言われてしまうのだが、絶対自分が出ると宣言する。
そんな中、離婚して離ればなれになってしまった娘・スーザンの結婚式に出席するため、ロンドンへと旅立つ。
ところが、仕事の電話に振り回され、親族からもぞんざいな扱いを受け、式を抜け出してしまう。
帰路に就いた彼は、空港でアンケート調査の統計局員をしているケイトに出会う。
映画「新しい人生のはじめかた」の感想
これより下は映画「新しい人生のはじめかた」のネタバレを含んだ感想となります。
ダスティン・ホフマンが渋いんだけど可愛らしく見え、相手役のエマ・トンプソンの演技も自然体でよかったです。
そして、きっかけがどうであれ、いくつになっても幸せを手に入れることができるのだと思いました。
また、ハーヴェイが披露宴でしたスピーチが印象的でした。
ジーンと私は離婚をしてあることを学びました。離婚で子供が一番苦しむという現実です。ジーンと私の娘スーザンも心の痛手と失望感を味わいました。でもこのことがスーザンを変えたんです。スーザンは離婚した私たちから精神的に自分を切り離し、しっかり生き抜いて強く、そして自立した女性になりました。それでも、心の優しさとかわいらしさを失ってない。今夜は特に美しい。
決してカッコつけているのではなく、父親として素直な気持ちをストレートに伝えていたのがよかったです。
もう一つの恋物語も結末が出るので、エンドロールまできちんと観ることをおすすめします。
本作品は、若者向けというより、いろんな人生を経験してきた年配向けといった感じでした。
歳を取って、恋愛することを諦めてしまっている中高年に観てもらいたい作品です。